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時間の影響をうけないモノ。

もし、タイムマシンが実在するとしたら、最低でも「時間」には2つの種類があるということか!

という見解に至りました。


とあるSF小説を読みました。
もともと「時間」とか「空間」的なSFは大好きだったりするのですが、あまり読んだことはないんです。
やはり思考を要するジャンルだと思われるので、気持ち的に「そういう気分」じゃないと中々一歩踏み出せない感がありますよね。
時間があるときにじっくり読みたい。と思う。

星/新/一さんのショートショートだったりなんかすると入りやすく、尚且つとても面白いので、SF気分になると、どうしても星さんばかりになってしまう傾向でありました。(というか、ただ単に星さんが好きというのもある)
進められて北/村/薫さんの「時と人との3部作」は読みましたが。(「スキップ」だけ未読だ…。次はこれにしようかな。因みに余談ですが、私が読んだ2タイトルは、泣けます。)

なので、私が読んだことのあるSF小説の作家さんといえば、星さんを筆頭に北村さん、そして筒井さんぐらいかなぁ。と思われるのですが(筒井さんも「読んだ!」って言えるほどの量は読んでないのですが・・・。)今回読んだのはその誰でもないんです。


夏になると、講談社や集英社から「ナツイチ」みたいな冊子が店頭に並ぶじゃないですか。
私、あれが実は好きでして。
あの冊子を見ながら「何を読もうかなぁ」と考えるのがとても楽しい。
でも大体読みきらずに夏は終わりを告げる・・・・ということが多々だったりするのですが。
そこで興味を惹かれたのが、広/瀬/正さんの「マイナス・ゼロ」という本です。
500ページ以上ある、結構長い小説でして、ましてや読んだこともない方だったので、面白そうだなぁ。と思いながらも躊躇っている部分があったんですが、思い切って購入いたしました。
まぁ、購入の後付としては「ナツイチ」で興味を惹かれただけではなく、去年だったか、もっと前だったか忘れたのですが、SF雑誌・・だったかな?なんかの雑誌でSF小説のランキングめいたものの記載があったんですが、それで絶賛されたいたんですよね。
その記憶があったからだと。

「良い」と言われるものには興味も持ちます。

それで、まぁ、読んだわけです。
途中中だるみもあり、夏に購入したくせにいまやすっかり肌寒い季節になってしまいました。
それでもラストら辺は一気に読むことが出来ました。
まぁ、時間SFとかってラストのほうで、「ここがこう繋がるのか!」みたいなことが段々明確になってくるわけですから、そりゃぁ集中力も興奮度も上がるってもんです。

私が読んだSFの中では最も「SF」した内容でありました。
おかげで私はタイムパラドックスの渦の中にまんまと呑まれてしまった。
途中、頭パァンとなる!!とか思った。
なので、読了したのち、レポート用紙6枚ほどかけて頭の整理をするハメに。

何やってるんだ私。この時間をデッサンに充てた方がいいのじゃないか?といった想いを抱きながらも、こういったことに時間を充てられることに一種の贅沢を感じながら悶々と頭の整理を記載していきました。
まぁ、読みながら理解できない自分の頭を恨めしく思いながら。ですが。

記載といっても、「その小説の内容から感じられた自分の思考」を記載しようとしたわけではなく、ただ単にその小説の設定と流れ(ストーリー)を判りやすく書き綴っていただけなんですが。

パラドックスを理解しようとしたわけでもなく(それは不可能)パラドックスについて考えようとか思ったから、紙におこすという作業したわけでは決してなく、ただ単に「この小説での設定」を理解したかったというわけです。
ですが、そこから、小説の内容からはちょっと放れ、私個人的に「時間」というものについて考え始めてしまい、「!」となったのが、この記事の一番最初の文章になるわけです。

「時間の影響」とは何か?ということです。

時間SFとして最も大事なのが「タイムマシン」ですよね。
勿論、「マシン」と呼ばれるものを必要とせずに、過去や未来にいってしまうタイムスリップものの小説はゴマンとあるのでしょうけども。
「タイムマシン」を用いた方が判りやすいと思うので、ここではマシンがあること前提で考えたいと思います。

20歳の人間がタイムマシンに乗り込み、10年過去に行ったとします。
過去に着いて、タイムマシンから出た時に「その20歳の自分」に何がおこるか。

何がおこると考えますでしょうか。
何もおこらないのでしょうか。
でも、何かがおこる可能性もあるんだと思うわけです。
その何かというのは「セカイ(今私達が存在している、いわゆる3次元と呼ばれるセカイです)の時間の影響を受けるということです。
判りやすく言うと、10歳若返るのではないか。というわけです。
もしかしたら、大半の方が「いや、それはないだろう」と思われるかもしれませんが、私は「(一部)あり」だと考えてます。
それはつまり、自分が生まれてない時に行ってしまうとその時に触れた瞬間に自分が消滅するかと。
その後、また生まれてくるかもですが。(その先の未来で)
しかし、そうなってくると過去に行ったという事実をもった現在の未来の「過去にいった人間」の存在の有無はどうなるのか。ということになる。
過去に行って消えてしまった。ということだけで済むのだろうか。

ちょっとズレましたが、戻ります。

ドラえもんやドラゴンボールのトランクスを見てると特に彼ら自身には何も起こってないんですよね。
そして現代の私達はおそらくその解釈に慣れてしまっているのではないかと、思ったわけです。(私だけかもしれませんが)
私が今回読んだ小説でも過去に行った人物そのものには何の影響もおこりませんでした。

では、その「何も起こらなかった(=20歳のまま)」というのは時間の影響を受けてないのかというと、そうではない。と思います。

どんなに過去や未来を行き来しても自分自身に何の大きな変化が起こらないというのは、前述した「セカイの時間」に対し、「個人の時間」があるからだと思われるわけです。
自分個人の時の流れは常に一定方向に向かっていて、過去から現実へそして現実から未来へ。という揺るぎない、確固たる「時間の流れ」の支配をうけているかと。
つまり、どんなに過去に行ってもそれは過去へ行こうとタイムマシンに乗った時点の自分の未来には間違いないという解釈ですよね。

なので、

もし、タイムマシンが実在するとしたら、最低でも「時間」には2つの種類があるということか!

ということになるわけです。

「セカイの時間」と「個人の時間」 は常に同一方向を向いてるはずなのに、タイムマシンによって、その二つの関係性への理解がおかしくなるということかと。

「常に同一方向」と書きましたが、タイムマシンがない状態では、同一方向も何も一つなのかもしれないが。
一つというよりは、セカイの時間の上に個人の時間がのっかているような状態だろうか。
まぁ、実際にタイムマシンがあれば、その実験も可能なんですがね。
もし、タイムマシンが出来て過去に行ったとしても、おそらくそのハコ(タイムマシン)から出ることは不可能なような気がするなぁ。
時間の影響を受けないモノ。
これが「タイムマシン」なわけですよね。
そんなモノがこの時間に支配されまくってる3次元空間に実在する日がくるのかどうかは怪しいものですが、実在すると過程してみて、過去に行ったとしてもその時間の支配を受けない(4次元空間?)モノの中から出て、過去の時間にないはずの影響を及ぼす・・・というのは・・。
うーん。
やはりその過去に行った人間の過去にも同じ過去がないとおかしいわけじゃないですが・・・。まぁ、そういう話になってくると時間軸が無限か1本かという話にまで広がっていってしまうわけですけども。
っていうかもし、その過去に「未来からきた人間(=現在の人間が過去に行ったということ)」という事象がなかったにも関わらず、過去に行ったとなるとその過去に行った瞬間にその現在は消滅してしまうような気もする。それは時間軸が1本の場合のケースに限られるわけだけども。

大体支配されない4次元空間の中に人間が存在するということ事態(いわゆる時を越えてる瞬間のタイムマシンの中)可能なのか否かという話である。
タイムマシンは時間だけでなく空間も超越しなくては不可能。
・・・・・むしろ、時間とは空間なのだろうか・・・。
厳密に言うと違うのだろうけども。
分子や原子レベルまで人間がその瞬間は分解されれば可能なのだろうか。

まぁ、どんなに考えてもわかることは「わからない」ってことですよね。

私はまだSF小説と呼ばれるものを殆ど読んでないので、これから世に出てるSF小説を読むことが出来ると思うと、ワクワクします。

とりあえず今はちょっと可愛らしいような懐かしいようなだけどとても切ないような夏休みのタイムスリップ物を読んでます。
読みやすさ抜群で2日で読み終わってしまった。
明日下巻を購入しようと思ってます。

こういう楽しみがあるとワクワクしますね。
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